2012年12月29日土曜日

2012年12月7日金曜日

ギャラリー「ハクモクレン」


個展:古民家描いた代表作26点 「冬の画家」眞野さん、23日まで--東近江・五個荘 /滋賀

毎日新聞 12月7日(金)15時38分配信
 ◇パリでも展示
 東近江市五個荘川並町の古民家を改修したギャラリー「ハクモクレン」で、日本の古い民家や野小屋などを描き続けている日本画家の眞野康洸(やすひろ)さん(68)=彦根市千尋町=が個展を開いている。中にはパリのルーヴル美術館で展示される日本画の素描も展示され、話題を呼んでいる。
 眞野さんは近江八幡市出身。京都市立芸大日本画科卒業。県内の公立高の美術教師の傍ら創作活動に励み、1969年以来11回の個展と60回以上のグループ展に出品してきた。今回はパリのルーヴル美術館「サロン・ド・ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール」(13~16日)にも公募出品されることになり、日仏同時開催となった。
 眞野さんは20年ほど前から古びた家屋をテーマに、一貫して哀愁漂う深みのある侘(わ)び寂(さ)びの世界を描いてきた。一見見向きもされないような廃屋や野小屋を描いてきたのも、単なる風景画でなく、その建物と共に生活してきた人の生活や人生を感じてほしいからという。
 今回の個展は、築200年という商家を改築した同ギャラリーが、絵の雰囲気とよく調和すると開催に踏み切った。「浜屋の昼時」や「佇(たたず)む小屋」など80号から30号までの「冬の画家」と呼ばれる眞野さんの代表作19点と水彩画スケッチ7点。
 水彩画はルーヴル美術館に出品される「朽ち果てた民家」「雪の中の小屋」(各30号)などのデッサンと写真。眞野さんは「パリでは日本の古い建物をどう感じてもらえるか楽しみ」と期待を寄せ、ハクモクレンでは「冬の画家と言われてきた私の作品を身近に感じてもらえたら」と話している。
 同展は23日までの金土日の午前11時から午後5時まで。入場無料。問い合わせは同ギャラリー(0748・26・2429)。【斎藤和夫】